2019年3月31日「サケの出発式」を行いました

北海道さけ・ます増殖事業協会から譲り受けたサケの受精卵を市民が育て、3~4センチになった稚魚を放流する、第36回目の「サケの出発式」を忠別川河川敷で行いました。

旭川チカップニアイヌ民族文化保存会の皆さんが「カムイチェップノミ」を行った後、子どもたちがバケツやコップで稚魚を放流しました。

20190331サケ出発式・カムイノミ-2 20190331サケ出発式・カムイノミ-1

2019年2月17日 ひぐま大学今期最終講座 湯内山スノーシューハイク

ひぐま大学の今期最終講座は湯内山を目指しました。
旭川と深川の境界線上で上川(盆地)と空知(平野)の境にもなっています。

2019-02-17 ひぐま大学湯内山写真01 出発地点
身支度を整えリーダーから注意点など。目指す山頂がうっすらと見える
2019-02-17 ひぐま大学湯内山写真02 低標高でダケカンバ
出発地点は標高わずか200mなのにシラカバと一緒にダケカンバが生えている。
2019-02-17 ひぐま大学湯内山写真03 「きのこ雪」を観察
室内セミナーでも登場した「きのこ雪」を観察
2019-02-17 ひぐま大学湯内山写真04 そこそこの巨木
下りの樹林内にはそこそこの巨木もちらほら。本当の巨木や優良な木はほとんど伐りつくされ、当時は劣等扱いされて伐られずに済んだものが残り、成長したものなのでしょう…


稜線近くの送電線下は風強し


少し重めでしたがフワフワの新雪の下り、スノーシューはスキーと違い、コースさえ選べば技術がなくても恐怖感なく楽しめることが多いのが良いところですね。

この週末は冬の講座、室内セミナーを開催しました

2019-02-13_ひぐま大学室内セミナー_01

冬まつりも終わり、春への折り返し地点を過ぎましたがまだまだ寒さが続いています。

今週末は今年最後の講座、近郊の湯内山に向かいます。
ということで、室内セミナーを開催。

目的地のスライドや動物たちの足跡(アニマルトラック)について、身支度のポイントなどのレクチャー。樹々につくいろいろな雪氷の違いなどを学び、当日の様子に想像を膨らませました。

2019-02-13_ひぐま大学室内セミナー_02

2018年10月13-14日 ひぐま大学修学旅行:釧路湿原

10月13・14日と釧路湿原に修学旅行に行って来ました。
ひぐま大学では27年ぶりでした。

今回は学生とスタッフ22名が参加、初日は湿原展望台などを散策

ひぐま大学修学旅行2018_1

ひぐま大学修学旅行2018_4_史跡北斗遺跡復元住居
北斗遺跡を見学、堅穴跡群 復元住居を目の当たりにする
ひぐま大学修学旅行2018_3_谷地坊主_釧路湿原
谷地坊主の群落

夜は楽しく懇親会。
2日目は摩周湖、硫黄山を回って帰旭。
普段の日帰りの講座と違って、十分時間もあり、和気アイアイで親睦を深めることができました。

ひぐま大学修学旅行2018_5
摩周ブルーとはいきませんでしたはそれでもやはり 神秘的静かな湖です
ひぐま大学修学旅行2018_6_硫黄山
硫黄山

ひぐま大学 特別講座-富良野西岳 夕張山地北端の山へ

2018年8月26日の特別講座は、十勝岳連峰から富良野盆地を挟んで反対側に連なる夕張山地北端にある富良野西岳へ。富良野スキー場のロープウェイを使い登山開始です。

レクチャーの様子
展望には恵まれませんでしたが、自然学校ひぐま大学では見るべきものはいろいろあります。
ダケカンバの幹の模様などについて寺島代表がレクチャーしている様子。
背丈を超える、雨に濡れた、チシマザサが覆いかぶさる登山道を行く
背丈を超える、雨に濡れた、チシマザサが覆いかぶさる登山道を行く
天気は悪くても山頂はうれしいもの
天気は悪くても山頂はうれしいもの

ひぐま大学 第3講座 赤岳~緑岳 高山植物のゴールデンコースを行く

大雪山は紅葉の最盛期に入ってしまい、投稿が少々遅くなってしまいましたが、2018年7月22日の第3講座、大雪山の高山植物のゴールデンコースのひとつである赤岳~緑岳縦走の様子です。

登山口まではけっこうな雨、出発時にはほとんど止んだが雨支度をしてのスタート。
駒草平はその名の通りコマクサが満開
駒草平はその名の通りコマクサが満開
赤岳からは天気は良いが爆風
赤岳からは天気は良いが爆風
緑岳から下るガラ場、ナキウサギやシマリスにも合うことができました。
緑岳から下るガラ場、ナキウサギやシマリスにも合うことができました。

ひぐま大学 第2講座 富良野岳の山裾に広がる森と高層湿原を訪ねて原始が原へ

2018年6月24日の第2講座は十勝岳連峰から大雪山へと続く北海道中央高地の主脈の末端に広がる湖原始林と高層湿原を訪ねました。

富良野岳への登山道のひとつではあるけれど、標高差や歩行時間の大きさや公共の交通機関でアプローチができないことなどで、登山記帳簿には我々19名だけ。

知らないと見逃してしまうような、ちいさな花をみつけたり、森林浴をしながら最後雨には少し振られましたが満足の一日でした

写真1 ひぐま大学2018 第2講座 原始が原 - 不動の滝
曇り空の中を出発 最初不動の滝 水量の多さに皆圧倒される
写真2 ひぐま大学2018 第2講座 原始が原 -
深い森の中の路を行く
写真3 ひぐま大学2018 第2講座 原始が原 - 徒渉の様子
徒渉の様子
写真4 ひぐま大学2018 第2講座 原始が原 - 湿原の中に並ぶアカエゾマツ
原始が原では富良野岳の雄姿を見ることができず少し残念 でも、木道もなく少しぬかるんだ湿原のなかの神秘的なアカエゾマツにしばし見入る

ひぐま大学第1講座・鬼斗牛山へ

大雪山もだいぶ雪が消えて各地で山開きの行事なども。
2018年6月3日、ひぐま大学の第1講座は近郊の低山で足慣らしです。

ノビネチドリ、この他にも思いの外多くのランの仲間に出会うことができました。
レクチャーの様子
レクチャーの様子
山頂からの眺め。眼下に大雪山と石狩川の広大な扇状地である上川盆地に広がっている水田が一望できます。

第2講座は大雪山国立公園の南西端、原始が原へ。樹海と高層湿原を訪ねます。