2023年3月26日(日)10時〜11時30分
石狩川旭橋下流左岸
石狩川の上流部から姿を消したサケを回復させようと1984年から始めた稚魚の放流が今年で40年になりました。これらの活動が土台になって、近年は旭川で野生のサケが見られるまでになってきました。今年もサケの里親として家庭・こども園・小学校・職場などで育てられた稚魚を、元気に石狩川に送り出したいと思います。

2023年3月26日(日)10時〜11時30分
石狩川旭橋下流左岸
石狩川の上流部から姿を消したサケを回復させようと1984年から始めた稚魚の放流が今年で40年になりました。これらの活動が土台になって、近年は旭川で野生のサケが見られるまでになってきました。今年もサケの里親として家庭・こども園・小学校・職場などで育てられた稚魚を、元気に石狩川に送り出したいと思います。
10月はサケの遡上シーズンです。忠別川ツインハープ橋下にてサケのガイドをしています。
サケを迎える儀式「カムイチェップノミ」を行います
会報「ヌタプカムシペ」164号を発行しました。
会員の皆様にお届けしています。
2019年決算・会計監査・活動報告、2020年活動計画案・役員案の検討などを行う、守る会の総会が、新型コロナウィルス感染拡大で延期になり、その後、書面会議となりました。会員の皆様には郵送にて資料をお届けしています。
今年度2回目のさけゼミナールを行いました。
今回はまず、自然のサケの、遡上から稚魚が海に出るまでの天敵などについて、ビデオ学習。
その後、里親のみなさんから、飼育の状況の報告や質問をしていただきました。
世界的に雪不足や温暖化などの気候変動が起きていますが、旭川も同様で、水温の管理に気を使っている方が多い様子。
水温が12℃を超えると、水中に溶け込める酸素が少なくなるなど、サケの稚魚たちの生死に関わってしまいます。
3月に入るまではそれほど気を使わずに済むことが多いのですが、今年は早々に凍らせたペットボトルを水槽に浸けるなどして水温を下げるなど対策をしています。
このあと3月にかけてこの異常な高温が収まってくれると良いのですが、どうなるでしょう。
(左の胸ヒレが欠落しているのか元気のない仔が一匹、ちょっと心配です。)
昨年末クリスマス前後から年末にかけて孵化し、そろそろ栄養の袋(卵黄嚢)が小さくなりお腹が閉じて、岩の隙間に隠れているのをやめて、水底から浮上して泳ぎ始めたところ。
そろそろ餌も与えはじめる頃です。
「サケの出発式」は3月29日、元気に成長するのを見守りたいと思います。
2020年2月8日(土)、9(日)、生涯学習フェア「まなびピアあさひかわ」が開催されます。大雪と石狩の自然を守る会は、旭川市民文化会館展示室にて、「もっと知ろう身近な自然」と題し、サケクイズ、サケの稚魚の生態展示などを行います。両日10時から16時。
北海道さけ・ます増殖事業協会から譲り受けたサケの受精卵を市民が育て、3~4センチになった稚魚を放流する、第36回目の「サケの出発式」を忠別川河川敷で行いました。
旭川チカップニアイヌ民族文化保存会の皆さんが「カムイチェップノミ」を行った後、子どもたちがバケツやコップで稚魚を放流しました。