
会報ヌタプカムシペ Vol.182を発行しました

大雪山と旭川の自然を学ぶことを目的にしているひぐま大学ですが、近隣の他地域と比べてみることも大事なので行うのが特別講座。今回は日本海沿いの増毛山地(樺戸山地)にある山岳型高層湿原を訪れました。
第3講座は北海道最高峰旭岳を越えてお鉢平の縁を通りチングルマなどの大お花畑を巡るコースでした
ここからは当日の写真が手元にないのですが、昨年の良い時の写真から掲載
天候に恵まれ快適に歩くことができて何よりでした(湿原・沢沿いのコースなので雨が降っていたりするとなかなか大変なんです)。
今年のひぐま大学が開講しました。
入学式では大雪と石狩の自然を守る会とひぐま大学のこれまでについてや、山歩きに必要な道具などについてのレクチャー、各回の室内セミナーから巡検の流れ、学生とスタッフの自己紹介などのオリエンテーションを行いました。
第一講座は上川盆地と空知平野の境の山々のひとつの音江山へ。
次回第二講座は大雪山国立公園の南端、十勝岳連峰主脈の末端、富良野岳山麓にある湿原、原始ヶ原を目指します。
2024定期総会・記念講演
2024年4月28日 13:45から15:30
お話「雪の女王を探して」ースヴァーバル諸島の魅力ー
吉木俊司さん
旭川出発時から小雨。登山口から雨具を着る。
取りあえず天然庭園を目指すも土砂降りとなり、登山道は川状態に。
皆さん元気であったが、安全を優先しやむを得なく、下山とした。
望岳台に向かい十勝避難小屋まで登ってきた(雨は止んで雨具の必要はなかった)。
美瑛富士の登り初めの登山道には、ゴゼンタチバナがオレンジ色の実を付けていた。キリンソウの花は小さく淋しそうに咲いていた。オオカメノキも真っ赤な実をつけていた。もう山は秋を迎えている感じ。登山道の両脇には赤エゾマツが多い。十勝岳の避難小屋までの登山道にはウラジロタデの葉が紅葉しはじめ、エゾオヤマノリンドウは美しい紫色で雨のおかげでツヤツヤ光っていた。
最後のご褒美は、帰りのバスに中から見たとても綺麗な虹。
先週にはすでに第8講座も行いましたが、まずは第7講座の石垣山の様子を掲載します。
旭川から層雲峡へと向かう途中、石狩川が南北方向から東西方向へと大雪山を回り込むように流れる方向を変えるその少し先にある石垣山。
国道沿いからも上の写真のような柱状節理を眺めることができます。
国道側から観ると山陵は絶壁ですが、石狩川に侵食されてのもの。反対側は大雪山の溶岩のなだらかな台地です。
下山後は町内にあるセミオープンエアのバーベキュー場でジンギスカンの昼食を楽しみました。