2023年9月10日 ひぐま大学第 11講座 永山岳

風も弱く少々蒸し暑い天候であったが素晴らしい登山日和となった。

三十三曲がり分岐より歩行ペースによる班編成のメンバー移動を行う。

三十三曲がりはなかなか厳しく、展望もないなか皆自分のペースで頑張って登った。

滝ノ上分岐を越え展望が良くなり、振り返ると沼の平が綺麗に見渡すことができ皆歓声をあげ喜んでいた。

3班は銀明水までを目標とし、ゆっくりと昼食をとることができた。

振り返ると沼の平の大展望
ウラシマツツジと沼の平

登頂組は山頂到着時、残念ながらガスが広がり展望が無かったが皆登頂の達成感を味わっていた。

永山岳山頂にて

滑る粘上質の土と石に苦労しながら各々自分のペースで下山。

ナナカマドの葉も一部色付きはじめ、大雪の山々にも秋の訪れを感じることができた。

ひぐま大学の2023年度の夏の講座が終了し、参加者皆思い出に残る講座となったのではないだろうか。

登山口の愛山渓温泉で集合写真

2023年10月22日 石狩川講座かわせみ大学 – 当麻町将軍山・親子山

石川が削り残した残丘(モナノドック)の将軍山と親子山を訪ね、上川盆地の成り立ちを学びます。

名前の由来である「将軍」とは永山武四郎のことです。屯田兵司令官に就任した直後にこの山に登り(原住民族であるアイヌの了解などは得ていないのですが)屯田兵村の設置を決めたという話が残っているそうです。その近くに位置する親子山は風景に溶け込んだ山で「見たことはあるけど名前は知らない」そんな里山のひとつだと思います。

今回は身近なカ所の里山を訪れ秋の自然に親みます。

ひぐま問題を考える ~ 小宮山英重さんの講演録

紹介した2020年2月にあさひかわサケの会と守る会との協働で行われた小宮山英重さんの講演、『サケマスを捕食するヒグマの生態』、会報ヌタプカムシペVol.170で紹介したものを掲載いたします。下記画像からPDFをご覧になれます。

表紙:小宮山英重氏 講演会『サケマスを捕食するヒグマの生態』講演録 - 2020年2月16日

【お知らせ】ひぐま大学の卒業式・祝賀会及び定期総会の再延期、ひぐま大学入学式の延期

新型コロナウィルス( Sars-Cov-2〈 Sars2〉/covid-2019)のため、当初3月に予定されていたひぐま大学の卒業式・祝賀会及び定期総会が再延期になり、また、ひぐま大学入学式は延期になりました。

少ない病床数を圧迫させないために、市民の力で行政を変え、お互いの生命を守りましょう。

▽石狩川沿いの小学校の桜が開花

桜の開花が以前に比べて早まっています。

気候変動と同様、新型コロナウィルスの問題は、今の社会への警告のように思えてなりません。持続可能な社会をどのように作っていくのか私達の課題です。

▽北辛夷、健康維持のための常磐公園ウォーキング中に撮影

2019年5月26日 ひぐま大学 第6講座 神居古潭・神居岩

大雪山ではけっこうな初雪が降りましたが、掲載していなかった5月にしては35度の猛暑の中での講座の様子をどうぞ。

第7講座 神居古潭・神居岩
2019年度最初の講座。

「川端層」の露頭
「川端層」の露頭

今回初めての試みで、バス・自家用車を利用して現地集合での開催。
当日はお天気も最高というより5月にしては35度の猛暑で
暑さに参ってしまいました。
神居岩頂上から空知の田園風景・石狩川の蛇行を見ながら
神居古潭の大地の歴史を学ぶことができました。
川端層には皆感激、太古に思いをはせていました。

6月23日 ひぐま大学 特別講座 樺戸山塊ピンネシリ

6月23日 ピンネシリ1100m
天候:晴 23名参加

登山口で集合写真

とても長い樹林帯を約4時間かけて歩き、稜線に出て頂上を目指します。
稜線からは30分で頂上。
稜線・頂上からは日本海が見えました。
途中倒木が 30数か所あり登ったりくぐったり大苦戦。
学生さん、ひぐま大学で来なければこの山に来ることはない感謝!との事でし
た。

笹の谷間を登高

山頂で記念写真

【余談】
予察の日は十勝岳山開きが中止になるほどの嵐。
ピンネシリも猛風で稜線に出ると立っているのもやっと。
何も見えずとても苦しい予察でした。
写真どころではなく良い写真がありません
^^;

2019年7月21日 ひぐま大学 第9講座 旭岳縦走

鏡池に映る旭岳
鏡池に映る旭岳

しばらく溜めてしまっていた講座報告。最近のものから順次掲載して行きます。
まずは花真っ盛りの旭岳縦走から。

縦走組と縦走に自信の無い人のために裾合中岳温泉の2コース。
<縦走コース>
駅舎を出る時は晴れていたのですが8合目からは視界不良、頂上はガスの中。それでも間宮分岐からはお鉢平カルデラを見ることができ感激。

<中岳温泉コース>
中岳温泉コースはいつもの山行とは違い咲いている花の特徴を勉強したり、火山岩を手に取ってみたり、地形の(山の)古い順等等。
花に集まるマルハナバチの様子を観察なども。ツガザクラの蜜をとる様子には頭が下がりました。
特定外来生物にも指定されているセイヨウオオマルハナバチ(農家のトマト栽培のために使われている)が野生化して定着しつつあり、在来種の減少や交雑での遺伝子汚染など影響が大変心配。

姿見の池はやっと水面が顔を出してきたところ

山頂はガスの中

風衝地にはタカネスミレが
風衝地にはタカネスミレが

ノゴマがあちこちで一生懸命に鳴いていました
ノゴマがあちこちで一生懸命に鳴いていました

裾合平のみごとなチングルマ
裾合平のみごとなチングルマ