
カムイミンタラvol.44を発行しました。

大雪山と旭川の自然を学ぶことを目的にしているひぐま大学ですが、近隣の他地域と比べてみることも大事なので行うのが特別講座。今回は日本海沿いの増毛山地(樺戸山地)にある山岳型高層湿原を訪れました。
第3講座は北海道最高峰旭岳を越えてお鉢平の縁を通りチングルマなどの大お花畑を巡るコースでした
ここからは当日の写真が手元にないのですが、昨年の良い時の写真から掲載
天候に恵まれ快適に歩くことができて何よりでした(湿原・沢沿いのコースなので雨が降っていたりするとなかなか大変なんです)。
今年のひぐま大学が開講しました。
入学式では大雪と石狩の自然を守る会とひぐま大学のこれまでについてや、山歩きに必要な道具などについてのレクチャー、各回の室内セミナーから巡検の流れ、学生とスタッフの自己紹介などのオリエンテーションを行いました。
第一講座は上川盆地と空知平野の境の山々のひとつの音江山へ。
次回第二講座は大雪山国立公園の南端、十勝岳連峰主脈の末端、富良野岳山麓にある湿原、原始ヶ原を目指します。
風も弱く少々蒸し暑い天候であったが素晴らしい登山日和となった。
三十三曲がり分岐より歩行ペースによる班編成のメンバー移動を行う。
三十三曲がりはなかなか厳しく、展望もないなか皆自分のペースで頑張って登った。
滝ノ上分岐を越え展望が良くなり、振り返ると沼の平が綺麗に見渡すことができ皆歓声をあげ喜んでいた。
3班は銀明水までを目標とし、ゆっくりと昼食をとることができた。
登頂組は山頂到着時、残念ながらガスが広がり展望が無かったが皆登頂の達成感を味わっていた。
滑る粘上質の土と石に苦労しながら各々自分のペースで下山。
ナナカマドの葉も一部色付きはじめ、大雪の山々にも秋の訪れを感じることができた。
ひぐま大学の2023年度の夏の講座が終了し、参加者皆思い出に残る講座となったのではないだろうか。