2023年8月28日 ひぐま大学美瑛富士・十勝岳山麓

旭川出発時から小雨。登山口から雨具を着る。

取りあえず天然庭園を目指すも土砂降りとなり、登山道は川状態に。

皆さん元気であったが、安全を優先しやむを得なく、下山とした。

望岳台に向かい十勝避難小屋まで登ってきた(雨は止んで雨具の必要はなかった)。

美瑛富士の登り初めの登山道には、ゴゼンタチバナがオレンジ色の実を付けていた。キリンソウの花は小さく淋しそうに咲いていた。オオカメノキも真っ赤な実をつけていた。もう山は秋を迎えている感じ。登山道の両脇には赤エゾマツが多い。十勝岳の避難小屋までの登山道にはウラジロタデの葉が紅葉しはじめ、エゾオヤマノリンドウは美しい紫色で雨のおかげでツヤツヤ光っていた。

最後のご褒美は、帰りのバスに中から見たとても綺麗な虹。

2023年8月19日 サケ案内人養成講座~サケのガイドをしてみませんか?

[サケ案内人養成講座(PDF)]

旭川市内を流れる石狩川や忠別川に、旭川生まれのサケの
群れが戻っています。
秋の遡上シーズンには大勢の人が見学に訪れ、サケの感動
的な生命の営みに声援を送っています。
訪れる市民に自分の声でサケの簡単なガイドをしてみませ
んか。
この養成講座で学んで、サケのくらしやすばらしさを一人
でも多くの人に伝えてください。
養成講座だけ受講することも可能です。

2023年5月28日 ひぐま大学第7講座 – 石垣山

先週にはすでに第8講座も行いましたが、まずは第7講座の石垣山の様子を掲載します。

旭川から層雲峡へと向かう途中、石狩川が南北方向から東西方向へと大雪山を回り込むように流れる方向を変えるその少し先にある石垣山。

国道沿いからも上の写真のような柱状節理を眺めることができます。

国道側から観ると山陵は絶壁ですが、石狩川に侵食されてのもの。反対側は大雪山の溶岩のなだらかな台地です。

下山後は町内にあるセミオープンエアのバーベキュー場でジンギスカンの昼食を楽しみました。

2023年3月26日 第40回サケ出発式とカムイノミ

2023年3月26日(日)10時〜11時30分

石狩川旭橋下流左岸

石狩川の上流部から姿を消したサケを回復させようと1984年から始めた稚魚の放流が今年で40年になりました。これらの活動が土台になって、近年は旭川で野生のサケが見られるまでになってきました。今年もサケの里親として家庭・こども園・小学校・職場などで育てられた稚魚を、元気に石狩川に送り出したいと思います。

2023年2月12日 ひぐま大学 第6講座 層雲峡大函周辺

今期の最終講座は層雲峡大函周辺をスノーシューで散策

トドマツの幹にひぐまの爪痕
スタートしてほどなく、トドマツの幹に無数のヒグマの爪痕
少し急な斜面をジグを切りながら登ります
少し急な斜面をジグを切りながら登ります
樹海峰、そして無華山へと続く尾根の末端の上へ
樹海峰、そして無華山へと続く尾根の末端の上へと出ました
屏風岳の脇を通り無利岳と無華山の源流から流れている、石狩川の支流ニセイシキオマップ川へと少し急な斜面を尻滑り
屏風岳の脇を通り無利岳と無華山の源流から流れている、石狩川の支流ニセイチャロマップ川へと少し急な斜面を尻滑りしたり
大雪山の火砕流でできた柱状節理の露頭の末端の一部
大雪山の火砕流でできた柱状節理の露頭の末端の一部
下部に生えている木の根は増水時に水に洗われて露出したのでしょうか、それでも健気に生きています
柱状節理にかかるみごとな氷瀑帯へ
柱状節理にかかるみごとな氷瀑帯へ
氷瀑の後ろはトンネル状
氷瀑の後ろはトンネル状に、学生さんが顔を覗かせているのがわかるでしょうか
壁際にはエゾシカの寝床らしきものがあり、うんちがたくさんあり地面の露出しているところも
壁際にはエゾシカの寝床らしきものがあり、うんちがたくさんあり地面の露出しているところも
厳冬期ならではの大函の散策に進みます
厳冬期ならではの大函の散策に進みます
柱状節理の崩落した岩棚の上に積もる雪と生きている木と
柱状節理の崩落した岩棚の上に積もる雪と生きている木と
因みにこの日は旭川冬まつりの最終日、フィナーレのプロジェクションマッピングと花火
因みにこの日は旭川冬まつりの最終日、フィナーレのプロジェクションマッピングと花火の様子
今期のひぐま大学も残すところ卒業式のみとなります。春が近づいてきています。
筆者の近所に住む友人が「旭川雪灯り」で創ったキャンドル
自然や花火が楽しめるのも国内では戦争が起きていないからこそですね
ウクライナでも一刻も早い停戦がされることを望みます