2019年5月26日 ひぐま大学 第6講座 神居古潭・神居岩

大雪山ではけっこうな初雪が降りましたが、掲載していなかった5月にしては35度の猛暑の中での講座の様子をどうぞ。

第7講座 神居古潭・神居岩
2019年度最初の講座。

「川端層」の露頭
「川端層」の露頭

今回初めての試みで、バス・自家用車を利用して現地集合での開催。
当日はお天気も最高というより5月にしては35度の猛暑で
暑さに参ってしまいました。
神居岩頂上から空知の田園風景・石狩川の蛇行を見ながら
神居古潭の大地の歴史を学ぶことができました。
川端層には皆感激、太古に思いをはせていました。

6月23日 ひぐま大学 特別講座 樺戸山塊ピンネシリ

6月23日 ピンネシリ1100m
天候:晴 23名参加

登山口で集合写真

とても長い樹林帯を約4時間かけて歩き、稜線に出て頂上を目指します。
稜線からは30分で頂上。
稜線・頂上からは日本海が見えました。
途中倒木が 30数か所あり登ったりくぐったり大苦戦。
学生さん、ひぐま大学で来なければこの山に来ることはない感謝!との事でし
た。

笹の谷間を登高

山頂で記念写真

【余談】
予察の日は十勝岳山開きが中止になるほどの嵐。
ピンネシリも猛風で稜線に出ると立っているのもやっと。
何も見えずとても苦しい予察でした。
写真どころではなく良い写真がありません
^^;

2019年7月21日 ひぐま大学 第9講座 旭岳縦走

鏡池に映る旭岳
鏡池に映る旭岳

しばらく溜めてしまっていた講座報告。最近のものから順次掲載して行きます。
まずは花真っ盛りの旭岳縦走から。

縦走組と縦走に自信の無い人のために裾合中岳温泉の2コース。
<縦走コース>
駅舎を出る時は晴れていたのですが8合目からは視界不良、頂上はガスの中。それでも間宮分岐からはお鉢平カルデラを見ることができ感激。

<中岳温泉コース>
中岳温泉コースはいつもの山行とは違い咲いている花の特徴を勉強したり、火山岩を手に取ってみたり、地形の(山の)古い順等等。
花に集まるマルハナバチの様子を観察なども。ツガザクラの蜜をとる様子には頭が下がりました。
特定外来生物にも指定されているセイヨウオオマルハナバチ(農家のトマト栽培のために使われている)が野生化して定着しつつあり、在来種の減少や交雑での遺伝子汚染など影響が大変心配。

姿見の池はやっと水面が顔を出してきたところ

山頂はガスの中

風衝地にはタカネスミレが
風衝地にはタカネスミレが

ノゴマがあちこちで一生懸命に鳴いていました
ノゴマがあちこちで一生懸命に鳴いていました

裾合平のみごとなチングルマ
裾合平のみごとなチングルマ

2019年2月17日 ひぐま大学今期最終講座 湯内山スノーシューハイク

ひぐま大学の今期最終講座は湯内山を目指しました。
旭川と深川の境界線上で上川(盆地)と空知(平野)の境にもなっています。

2019-02-17 ひぐま大学湯内山写真01 出発地点
身支度を整えリーダーから注意点など。目指す山頂がうっすらと見える

2019-02-17 ひぐま大学湯内山写真02 低標高でダケカンバ
出発地点は標高わずか200mなのにシラカバと一緒にダケカンバが生えている。

2019-02-17 ひぐま大学湯内山写真03 「きのこ雪」を観察
室内セミナーでも登場した「きのこ雪」を観察

2019-02-17 ひぐま大学湯内山写真04 そこそこの巨木
下りの樹林内にはそこそこの巨木もちらほら。本当の巨木や優良な木はほとんど伐りつくされ、当時は劣等扱いされて伐られずに済んだものが残り、成長したものなのでしょう…


稜線近くの送電線下は風強し


少し重めでしたがフワフワの新雪の下り、スノーシューはスキーと違い、コースさえ選べば技術がなくても恐怖感なく楽しめることが多いのが良いところですね。

この週末は冬の講座、室内セミナーを開催しました

2019-02-13_ひぐま大学室内セミナー_01

冬まつりも終わり、春への折り返し地点を過ぎましたがまだまだ寒さが続いています。

今週末は今年最後の講座、近郊の湯内山に向かいます。
ということで、室内セミナーを開催。

目的地のスライドや動物たちの足跡(アニマルトラック)について、身支度のポイントなどのレクチャー。樹々につくいろいろな雪氷の違いなどを学び、当日の様子に想像を膨らませました。

2019-02-13_ひぐま大学室内セミナー_02

2018年10月13-14日 ひぐま大学修学旅行:釧路湿原

10月13・14日と釧路湿原に修学旅行に行って来ました。
ひぐま大学では27年ぶりでした。

今回は学生とスタッフ22名が参加、初日は湿原展望台などを散策

ひぐま大学修学旅行2018_1

ひぐま大学修学旅行2018_4_史跡北斗遺跡復元住居
北斗遺跡を見学、堅穴跡群 復元住居を目の当たりにする

ひぐま大学修学旅行2018_3_谷地坊主_釧路湿原
谷地坊主の群落

夜は楽しく懇親会。
2日目は摩周湖、硫黄山を回って帰旭。
普段の日帰りの講座と違って、十分時間もあり、和気アイアイで親睦を深めることができました。

ひぐま大学修学旅行2018_5
摩周ブルーとはいきませんでしたはそれでもやはり 神秘的静かな湖です

ひぐま大学修学旅行2018_6_硫黄山
硫黄山

ひぐま大学 特別講座-富良野西岳 夕張山地北端の山へ

2018年8月26日の特別講座は、十勝岳連峰から富良野盆地を挟んで反対側に連なる夕張山地北端にある富良野西岳へ。富良野スキー場のロープウェイを使い登山開始です。

レクチャーの様子
展望には恵まれませんでしたが、自然学校ひぐま大学では見るべきものはいろいろあります。
ダケカンバの幹の模様などについて寺島代表がレクチャーしている様子。

背丈を超える、雨に濡れた、チシマザサが覆いかぶさる登山道を行く
背丈を超える、雨に濡れた、チシマザサが覆いかぶさる登山道を行く

天気は悪くても山頂はうれしいもの
天気は悪くても山頂はうれしいもの

ひぐま大学 第3講座 赤岳~緑岳 高山植物のゴールデンコースを行く

大雪山は紅葉の最盛期に入ってしまい、投稿が少々遅くなってしまいましたが、2018年7月22日の第3講座、大雪山の高山植物のゴールデンコースのひとつである赤岳~緑岳縦走の様子です。

登山口まではけっこうな雨、出発時にはほとんど止んだが雨支度をしてのスタート。

駒草平はその名の通りコマクサが満開
駒草平はその名の通りコマクサが満開

赤岳からは天気は良いが爆風
赤岳からは天気は良いが爆風

緑岳から下るガラ場、ナキウサギやシマリスにも合うことができました。
緑岳から下るガラ場、ナキウサギやシマリスにも合うことができました。