2023年9月10日 ひぐま大学第 11講座 永山岳

風も弱く少々蒸し暑い天候であったが素晴らしい登山日和となった。

三十三曲がり分岐より歩行ペースによる班編成のメンバー移動を行う。

三十三曲がりはなかなか厳しく、展望もないなか皆自分のペースで頑張って登った。

滝ノ上分岐を越え展望が良くなり、振り返ると沼の平が綺麗に見渡すことができ皆歓声をあげ喜んでいた。

3班は銀明水までを目標とし、ゆっくりと昼食をとることができた。

振り返ると沼の平の大展望
ウラシマツツジと沼の平

登頂組は山頂到着時、残念ながらガスが広がり展望が無かったが皆登頂の達成感を味わっていた。

永山岳山頂にて

滑る粘上質の土と石に苦労しながら各々自分のペースで下山。

ナナカマドの葉も一部色付きはじめ、大雪の山々にも秋の訪れを感じることができた。

ひぐま大学の2023年度の夏の講座が終了し、参加者皆思い出に残る講座となったのではないだろうか。

登山口の愛山渓温泉で集合写真

2023年8月28日 ひぐま大学美瑛富士・十勝岳山麓

旭川出発時から小雨。登山口から雨具を着る。

取りあえず天然庭園を目指すも土砂降りとなり、登山道は川状態に。

皆さん元気であったが、安全を優先しやむを得なく、下山とした。

望岳台に向かい十勝避難小屋まで登ってきた(雨は止んで雨具の必要はなかった)。

美瑛富士の登り初めの登山道には、ゴゼンタチバナがオレンジ色の実を付けていた。キリンソウの花は小さく淋しそうに咲いていた。オオカメノキも真っ赤な実をつけていた。もう山は秋を迎えている感じ。登山道の両脇には赤エゾマツが多い。十勝岳の避難小屋までの登山道にはウラジロタデの葉が紅葉しはじめ、エゾオヤマノリンドウは美しい紫色で雨のおかげでツヤツヤ光っていた。

最後のご褒美は、帰りのバスに中から見たとても綺麗な虹。

2023年5月28日 ひぐま大学第7講座 – 石垣山

先週にはすでに第8講座も行いましたが、まずは第7講座の石垣山の様子を掲載します。

旭川から層雲峡へと向かう途中、石狩川が南北方向から東西方向へと大雪山を回り込むように流れる方向を変えるその少し先にある石垣山。

国道沿いからも上の写真のような柱状節理を眺めることができます。

国道側から観ると山陵は絶壁ですが、石狩川に侵食されてのもの。反対側は大雪山の溶岩のなだらかな台地です。

下山後は町内にあるセミオープンエアのバーベキュー場でジンギスカンの昼食を楽しみました。

2022年5月22日・29日 ひぐま大学入学式・第1講座

今年度のひぐま大学開講です。
2022年度 ひぐま大学入学式
年鑑の講座の様子や持ち物などオリエンテーションを行いました
カラフトイバラなど
第1講座は旭川近郊の低山。春の花は終わり高山帯より早く夏の花が咲いています。
レクチャーの様子
レクチャーの様子、これまでに山歩きをされてきた方でも景色だけではなく植物など山の自然その他についてより深く学べるのがひぐま大学の特徴です。
レクチャーの様子2

2021年10月17日 石狩川講座かわせみ大学

棚瀬山(比布町)と当麻山(当麻町)は上川盆地を流れる石狩川が削り残した、古い時代の硬い地層の小山(残丘)です。古くアイヌの人たちも石狩川上流に分け入る時ランドマークとして利用していました。紅葉の美しいこれらの山々を歩きながら上川盆地の生い立ちや歴史について学びます。

2021年7月25日 ひぐま大学第9講座 富良野岳

花の名山としても有名な富良野岳を目指します

ひぐま大学第9講座 登山口の駐車場は満車
登山口の駐車場は満車

ひぐま大学第9講座 数年ほど閉鎖されていた三段山への登山道が開いていました
数年ほど閉鎖されていた三段山への登山道が開いていました

ひぐま大学第9講座 安政火口からD尾根をトラバースすると目の前に富良野岳
安政火口からD尾根をトラバースすると目の前に富良野岳

ひぐま大学第9講座 三峰山分岐辺りにはコマクサが。近年大雪山各地に広がってきている様子
三峰山分岐辺りにはコマクサが。近年大雪山各地に広がってきている様子

ひぐま大学第9講座 お花畑の向こうに大雪山南端の原始が原と大麓山を望む
お花畑の向こうに大雪山南端の原始が原と大麓山を望む

ひぐま大学第9講座 お花畑いっぱいのハクサンイチゲ、例年だと見ごろを過ぎていることも多いのですが今年は満開、街は酷暑が続いているのですが、遅くまで残った大量の残雪のため?
お花畑いっぱいのハクサンイチゲ、例年だと見ごろを過ぎていることも多いのですが今年は満開、街は酷暑が続いているのですが、遅くまで残った大量の残雪のため?

ひぐま大学第9講座 こんもり満開のチングルマ
こんもり満開のチングルマ

ひぐま大学第9講座 エゾウサギギクに囲まれた、満開のエゾルリソウ
エゾウサギギクに囲まれた、満開のエゾルリソウ

旭岳までは遠望がきかなかったものの、十勝岳や原始が原など展望もまずまず、次から次へと現れる数えきれない、憶えきれない高山植物に参加した学生さんは皆、圧倒され、感動していました。

2021年6月28日 ひぐま大学第8講座 天人峡滝御台・第一公園

今年度2回目の講座は忠別川を挟んで旭岳を間近に展望できる、溶岩台地の上の湿原へ。この道は大雪山からトムラウシ山への途中の主稜線上、なだらかな山頂に「出臍(デベソ)岩」のあるカウン岳への登山道でもあります。

晴天の中天人峡登山口出発ですが…

登山口からいきなりの「三十三曲がり」の急登
登山口からいきなりの「三十三曲がり」の急登

1段目の溶岩台地に上がると滝見台、道内一の落差の羽衣の滝の落ち口が目の高さに
1段目の溶岩台地に上がると滝見台、道内一の落差の羽衣の滝の落ち口が目の高さに

登山道横のツバメオモトの群落が目を楽しませてくれます(綺麗さに目を取られてシャッター切るのを忘れてましたm(__)mゴメンナサイ…

足跡で一面のぬかるみだったが木道設置からしばらく経ち、かなり回復
足跡で一面のぬかるみだったが木道設置からしばらく経ち、かなり回復

大雪山に広がる溶岩台地のこの高層湿原は旭岳がどーん!
大雪山に広がる溶岩台地のこの高層湿原は旭岳がどーん!

第一公園着 高層湿原の中ここは一遍初春の様子
エゾコザクラ・ショウジョウバカマ・ワタスゲ・ウコンウツギなどが満開でした

比較的目にすることが少ないセンボンヤリにも会えました
比較的目にすることが少ないセンボンヤリにも会えました(ちょっとピンボケなのはご容赦を)

青空が一番のご褒美で皆おなか一杯景色を愛でながらの講座でした。